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ビジョンの共有

異文化の中でビジョンを共有するのは、難しいことがありますね。

ビジョンがあって、それを社員のだれもが正しく理解しているとすれば、それは効果的なビジョンだと言えるでしょうし、また、ビジョン共有をしっかりとやっている組織であると言えるでしょう。

私が考える効果的な会社レベルのビジョンとは、簡潔で一意であること、心に訴えるもの(たとえば先駆者としての世界観や倫理観)があることです。

簡潔で一意であることで、覚えやすく、どんな言語に翻訳しても誤訳が発生しにくくなります。また、心に訴えるものがあることのメリットは、働く者が自分の仕事や会社に誇りを持つことができたり、ベストを尽くすためのモチベーションとなったりすることです。この究極の形が、伊藤忠商事の丹波氏が掲げた「清く、正しく、美しく」なのかもしれません。

前職の S 社の企業理念は、The Nxxx Is The Cxxx でした。

当初は、これが末端までよく浸透していて、これより下位のレベルのビジョンやストラテジーも簡潔で具体性があり、共有しやすいものでした。しかし、次第に複雑さが増し、言葉多く歯切れの良さが失われ、組織内でビジョンやストラテジーを正しく共有するのが難しい状況になってきた気がしていました。

このことと、会社の業績の変化との因果関係はわかりませんが、プラスの影響ではなかったと私は思います。

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